■　インキュベーション　■

イグアナの卵は、長径3.5cm短径2.5cm位の楕円形で、ニワトリの卵などとは異なり、固い卵殻はありません。産んだ直後の卵は、かなり柔らかいので、取り扱いには十分注意してください。卵は、直ちに、回転しないように掘り出し、孵化器にセットします。孵化器は次の様に作ります。
まず水槽を用意します。水を5cm位入れ、サーモとヒーターをセットします。温度計も必ず設置して下さい。中央にレンガなどで水上に台を作り、その上に大き目のプラスチック容器（タッパーウェア等）を置き、中に砂かバーミキュライトを半分の高さに敷き詰めます。水温を28〜32度に設定し、卵を半分埋めるように置きます。水槽に隙間を残してフタをします。70〜90日後にSVL7cm、全長30cm前後のイグアナが誕生します。