■ 繁殖事例 ■



●ビンゴとイブ

96年5月19日

当研究所では、1996年3月に産まれた卵を孵卵しておりましたが、同年5月19日、1匹無事孵化に成功しました。大当たりの意味合いを込めて「ビンゴ」と命名しました。孵化した直後は、SVL77mm、尾長220mm、体重15gでした。思ったよりも大きかったので、驚いています。全長30cm弱のものが、長径3.5cm、短径2.4cmの卵に収納されていたことが、信じがたいことです。右目に若干の障害があり、瞼が半分しか開かない状態ですが、元気です。
驚いたことに、イグアナは産まれたときから手乗りなのですね。人間に対する恐怖感は、後天的なものなのでしょう。
さらに6月3日、2匹目の赤ちゃんが誕生しました。こちらはイブと命名しました。イブは未熟児で孵化し、両眼、左前肢に障害があります。自然界だったら淘汰されていたことでしょう。われわれの力でどこまで救えるか。最善をつくしてみます。

ビンゴちゃんとイブちゃんの可愛い姿と飼育日記、成長記録があります。
(申し訳ございませんが、日本語ページはまだ製作中です。でも、写真がメチャ可愛いので、ぜひご覧ください)