短波長光照明装置1号機
Short Wave Illumination System - I


●短波長光照明装置の開発
●短波長光照明装置1号機
フルオレセイン染色液の蛍光励起特性を調べるため、UVA領域の携帯ブラックライト、紫外線発光ダイオード、青色発光ダイオードによるテスト撮影を行った。ブラックライトは単三乾電池4本で点灯する10W携帯用ライトである。紫外線発光ダイオードは、波長395nmにピークを持つ電磁波を放射するものであり、紫外線発光ダイオードという名前で売られているが、実質は紫色発光ダイオードである。
試写の結果、フルオレセイン蛍光染色液に最も特性が合うものは、ブラックライトであった。より波長の短いものもテストしたかったが、UVB、UVCと波長が短くなるにしたがって角膜に悪影響を及ぼす可能性が高くなるので、たとえ発光特性がよくても使用不可能なため、今回はUVA領域内にとどめることとする。
取り扱いを考え、各種短波長光源をカメラに装着できるようにした。ブラケットを改造し、携帯型ブラックライト、発光ダイオード各色2個ずつをスイッチにより個別に点灯可能なようにした。

眼の撮影